性病の種類と特徴的な症状を知っておこう

性病と聞くとクラミジアやケジラミといった症状をイメージする方が多いですが、他にも梅毒や淋病、尖圭コンジローマなどいくつかの種類があります。

性病や性感染症は性行為によって感染する病気で、進行具合によっては命の危険にさらされることもあるので注意が必要です。

一般的に知られている性病にはどのような種類があって、どのような症状を引き起こすかを事前に知っておけば、早めに対処できるでしょう。

クラミジアはクラミジアトラコマティスが病原体となっており、直接触れることで感染します。

ケジラミの場合は直接接触する以外に間接的に感染する場合もあるので、近くにケジラミに感染している人がいるときは気を付けなければなりません。

比較的長い間潜伏した後にかゆみが出てくることが特徴的な症状で、完全に治さないと一緒に生活している家族などにうつしてしまうことが考えられます。

クラミジアやケジラミは感染しやすい性病で、実際に罹患している人の数は増加傾向にあるというのが現状です。

特に若い人の間で感染が広がりやすくなっているので、予防するためには自分自身で対策を講じなければなりません。

梅毒や淋病の場合は深刻な症状を引き起こす性病です。

これらの病気は昔流行した性病という印象がありますが、実際には現在でも感染している患者がいるので慎重に対応することが大切です。

梅毒は皮膚や粘膜に直接触れることで感染する病気で、潜伏期間を経たあとに皮膚がただれるなどの症状が現れます。

さらに進行すると熱が出て発疹が現れ始めます。

そのまま放置した場合は死に至る病気ですから、専門の医療機関に行って正しい治療を受けなければなりません。

性病にかかったときは特徴的な症状が現れますから、自分で分かるほどの症状が起こっているときは性病を疑った方がいいでしょう。

女性の場合は下腹部に痛みを覚えたり、おりものの量が増えるといった自覚症状があります。

男性の場合は膿がでたり腫れや痛みがあるので気付くはずです。

 

出典元:性病の症状/かゆみ、女性etc.