・自分に合った投資をするための様々な選択肢
日本人は昔から貯金が大好きでした。
諸外国からは世界一愚かなお金持ちなどと言われていた時代があったのです。
なぜ日本人は貯金が好きだったのでしょうか。
それはその昔日本では金融機関の金利が高かったことが影響しています。
しかし現代では銀行などに貯金していてもほとんど金利は付きません。
つまりお金を寝かしておくだけでは、お金は増殖してゆかない時代であるという事は誰もが知るところです。
そこで貯金が大好きだった日本人も「投資」を始めなくてはならなくなりました。
それは不動産や株式、債券などいろいろな種類がある事は有名な話です。
その中から自分に合ったリスクとリターンのものを選べばよいのです。
株式はハイリスクでハイリターンであると言われています。
その為儲かる時は大きく稼げますが、損をする時は大きく利益を損なう恐れがあります。
・初心者が始めやすいゴールド投資
初心者がデイトレーダーなどを始めることは大変なリスクをともなくことになるのです。
では初心者はどのような方法を選択すればよいのでしょうか。
初心者でも始められるローリスクでローリターンな投資方法にゴールドがあります。
つまり金投資のことですが、それをするメリットはまずローリスクであるという事です。
株式のように一夜にして紙くずになることはまずありません。
そしてもう一つのメリットは、金には「信用リスク」がないということが挙げられます。
信用リスクとは例えば、どこかの会社などの信用の上にあるという事ではないという事です。
そしてもしも火事などで燃えてしまっても金は形を変えて残ります。
その他にも金は不景気に強いものとして知られています。
景気が悪化すると金の売上は必然的に上がってくるものなのです。
逆にデメリットは預金や債券のような利子、株式の配当のようなものを生まないということがあります。
・ゴールド投資の投資方法と始め方
では金、つまりゴールドに投資をする場合にはどのようなものがあるのでしょうか。
ゴールドには現物では、金地金と地金型金貨などがあります。
それぞれ購入する時も売却する時にも消費税が掛かるのが特徴です。
現物以外では純金積立というものもあります。
純金積立の特徴は手持ちの資金が少なくても始められるという事です。
そして少しずつ時間をかけて金を購入したい人にはおすすめです。
純金積立の場合には月に3000円程度から積み立ててゆくことが出来ます。
その他にも金ETFなどの金融商品も存在しています。
金投資をする際の注意点としては、金地金の場合には購入する際に手数料がかかるという事があります。
ただし500グラムや1キログラムの金地金を購入する場合には手数料は基本的にかかりません。
手数料を払いたくない場合には500グラム以上を購入することがお薦めです。
しかし500グラムの金は相当値が張るので、購入する際にはかなりの額をためなくてはなりません。
このように金地金を購入する場合には相当なお金がかかります。
それを避けたい場合には金貨を購入するという選択肢もあります。
金かであれば物にもよりますが、1枚当たり数万円程度から購入も可能です。
さらに前述したように、数千円単位から始めたければ、純金積み立てのほうがさらに少額で始めることが可能です。
以上のように大きくゴールドの投資を始めたいときには、金地金を購入するという選択肢が一番良い方法でしょう。
しかし一回り小さく始めたいときには金貨を購入するという手もあります。
さらに少額で済ませたいときには、純金積み立てを利用するのが好ましいのではないでしょうか。
・ゴールド投資のメリットとデメリット
そして金地金や金貨を購入した時の保管方法は、自分で保管することも出来ますが、金を購入した会社が保管してもらえるサービスもあります。
100グラム以上など、保管できる大きさや量が決まっていて、保管期間も半年や1年単位で預けることが可能です。
ですからもし金地金を購入して自宅で保管することが不安であれば、このサービスを思量した方が安心して金を保有することが出来るのです。
この保管サービスを利用するメリットはもう一つあります。
それは金を現金化したいときには、金を運ぶ手間をかけることなく、取扱会社に売ることが出来るという事です。
ただしデメリットとして、保管会社を利用すると購入した金地金を手元に置いて眺めることが出来なくなるという事があります。
ヨーロッパなどでは保管会社を利用するよりも、手元に金を一定額置いておくという習慣があります。
しかし日本では安全のために自宅に保管するよりも、保管会社を利用した方が良いかもしれません。
このようにゴールドは株式のように突然紙切れになることはありません。
しかしリターンは少ないものと言えるでしょう。
初心者の場合には株式会社ゴールドリンクなどが販売している純金積立から始めて、少しずつ購入額を増やしてゆく方がベストです。
不況の時には安全面や安定性の高い金が売れます。
そのようないざという時のために普段から、ゴールドへ費やすことを考えておくことはリスクヘッジになる事でしょう。