生徒一人一人に寄り添った指導が行なわれている上野学園

上野学園は、石橋藏五郎氏が明治37年に東京府東京市下谷区上野桜木町に開校した「上野女学校」が起源であり、110余年の歴史を持つ学校法人です。
現在では、中学校と高等学校だけでなく短期大学と大学も有し、特に大学はアメリカのヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール優勝やショパン国際ピアノコンクール最優秀演奏賞受賞などを受賞した著名なピアニストを輩出している学校法人です。

 

上野学園のコースについて

中学校では、普通科と音楽科の2種類の学科があり、各学科にアドヴァンスト・コースとプログレス・コースの2コースがあります。
高等学校では、特別進学コースと総合進学コースおよび音楽科の3コースがあり、各コースごとに学力と希望を考慮し細分化されている学校です。
特別進学コースは、アドヴァンストクラスと特進アルファークラスおよび特進ベータクラスがあり、音楽科にも演奏家クラスや器楽・声楽クラスなど生徒一人一人に見合った教育が行われます。

特に音楽家は、「ひとり1つの楽器」で音楽に親しむ中学校と高等学校の6年間一貫して音楽教育を受けることができ、大学を含めればトータル10年の音楽専門の教育を受けることができる音楽科に特化した学校法人です。
進路指導は、一般的な公立の中学校や高等学校の倍以上に相当する年間6回の面談により生徒一人一人の学力や精神状態などを正確に把握し、希望の進路に進めるように様々なサポートが行なわれています。

基礎学力は、通常の授業だけでなく朝の10分と言う短時間を毎日利用することで底上げを行い、1時間目の授業に臨むモチベーションを高めます。

 

一貫した指導力の高さに定評がある上野学園

上野学園では、中間テストや期末テスト以外にも入試対策として校内模試テストや小論文テストなどを定期的に実施しますが、朝学習の効果を図る英単語テストや各種検定試験など生徒の学習意欲を低下させない工夫が数多く行なわれている学校です。
上野学園は、国公立大学をはじめとして早慶上理やGMARCHなどの難関私大への現役進学実績が高く、一貫した指導力の高さに定評があります。

夏期には、1学期の授業内容の復習による学力の定着を行うとともに大学進出に向けた応用力の定着を目的とした講座や授業を行うだけでなく、「ハーフマラソンを走ろう」や「佐倉武家屋敷と国立歴史民俗博物館を訪ねる」などの学力に直結していない講座も開設することで勉学に対するモチベーションを上げを行なっている学校です。

また、職員室前に自習室を設置するとともに進路指導室を解放し、いつでも学習の疑問点や進路の個別相談が行えるようになっています。

自学自習は、中学1年生から高校3年生まで使用する「SAKURA手帳」を導入しており、年間6回の面談だけでなくSAKURA手帳を通して生徒一人一人の現状をより深く理解し高校卒業時に桜の花が咲くように適切な指導を行います。

 

吹奏楽部が東京都高等学校吹奏楽コンクールでB II組で金賞受賞

上野学園は、吹奏楽部が東京都高等学校吹奏楽コンクールでB II組で金賞受賞するなど音楽に特化した特徴がありますが、東東京大会第3位入賞や東東京大会ベスト4進出を果たした硬式野球部だけでなく関東中学テニス選手権大会3位入賞を果たしたテニス部など運動系の部活も好成績を残している文武両道の学校法人です。

男子の制服は、中学校と高等学校ともに極一般的なデザインの紺色のブレザーにグレーのズボンが組み合わされ、中には白もしくはブルーのワイシャツとグリーンを基調としたネクタイを着用します。
女子の制服は、男子と同様にスタンダードなデザインのブレザーにグレーとチェックの2種類のスカートが組み合わされ、中学校のブレザーの縁取りは緑で高校のブレザーの縁取りはグレーと区別されている制服です。

 

女生徒はリボンとネクタイの2種類から選んで着用できる

また、女生徒は、男子生徒とは異なり、リボンとネクタイの2種類から選んで着用することができます。
校舎は、都心のオフィスビルをイメージさせる大空間が確保されている開放感あふれるエントランスとエレベーターホールが全面ガラス張りとなっており、非常に明るく勉学へのモチベーションが高まります。

校舎は、近年では教育機関に侵入した不審者が残虐な事件を引き起こすリスクと東南海5連動大地震や首都圏直下型地震に対する備えなど生徒を守る安全性が求められていますが、上野学園の新校舎は高い防犯性と高い耐震性を兼ね備えた最新のインテリジェンスビルなので安心です。

防犯面では、大手警備会社のセキュリティーシステムが24時間体制で校舎全体を監視し、校舎への立ち入りに際しては常駐警備員と電子ゲートで万全を期しています。

 

まとめ

耐震面では、地盤の調査に加えて地震による揺れを最小限に抑制する制振構造を組み込み、災害用の備蓄も充分に行なわれているので安心して通学させることができる学校法人です。
また、地震時に閉じ込められることが多いエレベーターに1番最初の揺れであるP波を検知するセンサーを設置し、地震の本揺れが来る前にエレベーターを最寄りの階に止めるとともに扉を解放し閉じ込めを防止できるので安全です。

 

上野学園大学(音楽大学)の特色は?より引用